2026年2月16日
こんにちは、瀬谷アクロスデンタルクリニックです。 スーパーの店頭に真っ赤なイチゴが並ぶ季節になりました。甘酸っぱくて美味しい旬の味覚、皆さんはもう楽しまれましたか?
実は、患者様からこんなご質問をいただくことがあります。
「イチゴには天然のキシリトールが入っていると聞きました、たくさん食べれば虫歯予防になりますか?」
今日は、この「美味しい噂」について、歯科医の視点で真面目に検証してみました。 結論から言うと、「理論上はYESですが、現実にはNO」です。
その理由をお話しします。
歯科医が「現実的ではない」と断言する理由
確かに、イチゴには100gあたり約350mgの天然キシリトールが含まれています。
これは果物の中ではトップクラスの含有量です。
しかし、虫歯予防に効果的とされるキシリトールの量は、1日あたり5g〜10g。
これをイチゴだけで摂取しようと計算すると…なんと、毎日約1.5kg(スーパーのパックで約5〜6パック分!)を食べ続けなければなりません。
毎日これだけの量を食べるのは、お財布にもお腹にも優しくないですよね。
さらに、イチゴには「糖分」や「酸」も含まれているため、長時間ダラダラと食べ続けると、逆に「酸蝕歯(さんしょくし)」という、歯が溶けるリスクを高めてしまう恐れさえあります。
でも、イチゴは「歯茎」の救世主!
「じゃあ、歯にとってイチゴは意味がないの?」というと、決してそんなことはありません。
実はイチゴは、歯茎の健康を守る「ビタミンC」の宝庫なんです。
歯茎はコラーゲン繊維でできていますが、このコラーゲンを作るのに欠かせないのがビタミンCです。
イチゴにはレモンよりも豊富なビタミンCが含まれており、美味しく食べることで、歯周病に負けない強い歯茎を作ってくれるのです。
「美味しく食べて、プロに任せる」が正解
自然の食材には、それぞれの良さがあります。
無理に虫歯予防の効果を期待するのではなく、こんな風に役割分担をしてみてはいかがでしょうか。
1.歯茎のために: 旬のイチゴを美味しく食べて、ビタミンCをチャージする。
2.虫歯予防のために: 歯科医院での「プロのケア(高濃度フッ素やクリーニング)」を受ける。
食品では補いきれない虫歯への対策は、私たちプロにお任せください。
「美味しい旬の味覚を、いつまでも健康な自分の歯で味わうために。」
そんな気軽な気持ちで、ぜひ検診にいらしてください。
【院長の編集後記:実は私…】
ここまで「イチゴと歯」について真面目にお話ししましたが、実は私、歯科医師になる前はホテルニューオータニ東京のフロントで勤務しておりました。
この時期になると、古巣で開催される名物イベント「あまおうスイーツフェア」を思い出して懐かしくなります。
特に、日本庭園を望むガーデンラウンジのビュッフェは、雰囲気も素晴らしくて本当におすすめです。
(もしご興味があれば、素晴らしいイベントですので覗いてみてくださいね ※外部サイトへ移動します)
🔗 ホテルニューオータニ東京「スーパースイーツビュッフェ2026」
ホテルマン時代、お客様が美味しいものを食べて笑顔になられるのを見るのが大好きでした。
歯科医になった今も、その思いは変わりません。
もちろん、美味しいスイーツをたっぷり楽しんだ後は、丁寧な歯磨きをお忘れなく!
食べた後のケアさえしっかりすれば、甘いものは最高の「心の栄養」になりますからね。
瀬谷アクロスデンタルクリニック
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