2025年11月19日
☃️ 寒い季節の要注意!口元のトラブル「口角炎」について
横浜市瀬谷区にお住まいの皆さま、急に寒くなり、空気の乾燥が気になる季節になりましたね。
冬の乾燥は、風邪やインフルエンザだけでなく、お口周りのトラブルの原因にもなります。瀬谷アクロスデンタルクリニックでも、この時期に特に注意を払っているのが「口角炎(こうかくえん)」です。
口角炎とは、口の端(口角)に炎症が起こり、赤み、腫れ、ひび割れ、かさぶたなどができる状態です。笑ったり、食事をしたり、大きく口を開けたりする際に痛みを感じるのが特徴です。

🚨 歯科診療と口角炎の関係
「どうして歯科医院で口角炎の話?」と思われるかもしれません。
歯科の治療では、虫歯や歯周病、予防処置のために、患者さんに大きくお口を開けていただく必要があります。
・乾燥した状態での開口: 乾燥して硬くなった皮膚の状態で急に大きく開口すると、口角の皮膚が引っ張られ、ひび割れや炎症が悪化しやすくなります。
・唾液の拭き取り: 治療中に口角が刺激され、唾液が触れることで、さらに炎症が悪化することもあります。
当クリニックでは、診療時に口角を保護したり、乾燥しないよう細心の注意を払っております。しかし、歯科診療の特性上、どうしても一定時間大きく開口していただく必要があり、口角への負担をゼロにすることは難しい側面があります。
そのため、患者さんにご協力いただき、ご自身の事前のケアで口角の皮膚を柔軟にしておくことが非常に重要になります。
🏠 自宅でできる!口角炎予防のための3つのセルフケア
口角炎の予防には、外側からのケアと内側からのケア(栄養補給)が効果的です。特に冬は「あかぎれ」などになりにくい、柔軟な口元の皮膚を保つことが大切です。
1. 徹底した保湿ケアで乾燥を防ぐ
最も基本的で効果的なのが保湿です。
・リップクリームの活用: 外出時はもちろん、お部屋の中でもこまめに、口角までしっかりと保湿力の高いリップクリームやワセリンなどを塗りましょう。口元の乾燥を防ぐことは、笑った時の小ジワ対策にもつながります。
・就寝前のひと手間: 夜寝る前に、口角のあたりに少し多めに保湿剤を塗っておくと、寝ている間の乾燥対策になります。
・歯科受診前の準備: 当クリニックにいらっしゃる直前にも、リップクリームを塗って来られることをおすすめします。
2. ビタミン補給で粘膜と皮膚を強化
皮膚や粘膜を健康に保つには、特にビタミンB群(B2・B6)が必要です。
ビタミンB2・B6が豊富な食材の例:
・肉類(特にレバー)
・魚類
・乳製品(牛乳、ヨーグルト)
・卵
・納豆、緑黄色野菜など
バランスの取れた食事で、体の内側から皮膚の抵抗力を高めましょう。
3. タンパク質で皮膚の土台を作る
皮膚の主成分であるタンパク質も欠かせません。良質なタンパク質を意識して摂取し、健やかな皮膚細胞を作る土台を整えましょう。
・タンパク質が豊富な食材の例: 肉、魚、卵、大豆製品など
🩺 おわりに
寒い冬でも安心して歯科治療を受けていただくために、私たちクリニック側も細心の注意を払ってまいります。
しかし、お口周りの健康を守るためには、患者さんご自身の日々のセルフケアが何よりも大切です。今日からでも、「保湿」と「栄養補給」を意識したケアを取り入れてみてください。口角のケアは、顔全体の乾燥対策にもなる一石二鳥の美容習慣です。
もし、すでに口角炎が悪化していて痛みが強い場合は、無理せずご相談ください。
特に乾燥や物理的な刺激が原因で起こる単純な口角炎(非感染性)であれば、保険診療にて軟膏(塗り薬)の処方等が可能です。自己判断で市販薬を使用する前に、ぜひ一度ご相談ください。症状を診察した上で、適切な治療をご提案させていただきます。
瀬谷アクロスデンタルクリニック
〒246-0031 神奈川県横浜市瀬谷区瀬谷4-23-35 アクロスキューブ瀬谷1-1
TEL:045-489-7400