2026年4月01日

春風が心地よい季節となってきました。
進学や就職、お引越しなど、この春から新しい環境で生活をスタートされた皆さま、おめでとうございます。
新しい生活リズムにはもう慣れましたか?
荷ほどきや各種手続き、新しい人間関係の構築など、4月は何かと慌ただしく過ぎていくものだと思います。
そんな忙しい時期だからこそ、ふと後回しになってしまいがちなのが「お口の健康ケア」です。
お引越しなどで「歯医者さん通い」がストップしていませんか?
「前の街で治療中だったけれど、引っ越してきてからそのままにしてしまっている」
「歯に気になる所はあるけど痛くはないから、落ち着いてから歯医者を探せばいいかな」
環境の変化をきっかけに、歯科医院から足が遠のいてしまう方は少なくありません。
しかし、治療途中の歯を放置してしまうと、せっかくの治療が振り出しに戻ったり、水面下で状態が悪化したりするリスクがあります。
データが証明する「予防・メンテナンス」の圧倒的な差

新生活が始まるこの時期は、自分自身のライフスタイルを見直す絶好のチャンスです。
これまで「歯が痛くなってから歯医者に行く(対症療法)」という習慣だった方は、この春から「痛くなる前に、健康な歯を守るために行く(予防歯科)」習慣へシフトしてみませんか?
予防歯科の先進国であるスウェーデンのアクセルソン博士らが行った、非常に有名な30年間にわたる臨床研究があります。
この研究では、「定期的に歯科医院でメンテナンス(プロによるクリーニングやブラッシング指導)を受けたグループ」は、30年間で失った歯の平均がわずか「0.4~1.8本」に留まりました。
一方、「痛い時だけ治療を受けたグループ」は、同期間に平均「10本以上」もの歯を失ってしまったのです。
成人の永久歯は親知らずを除くと全部で28本です。
つまりこれは、「およそ3年に1本のペースで、大切なご自身の歯を確実に失い続けていく」という計算になります。
このデータは、日々のセルフケアに加えて、歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアがいかに「ご自身の歯を一生残す」ために重要であるかを明確に示しています。
「かかりつけ歯科医」を持つ人は総医療費が低い?
いざ歯が痛くなってから慌てて歯科医院を探すのは、心身ともに負担が大きいものです。
実は、新しい街で「かかりつけ歯科医」を見つけることは、お口の中だけでなく、全身の健康や経済面にも良い影響を与えます。
日本歯科医師会や各自治体の調査などから、「残っている歯の本数が多い人ほど、生涯を通じた全身の総医療費が低くなる傾向がある」ことが分かってきています。
歯周病が糖尿病や心疾患などの全身疾患と深く関わっていることからも、お口の健康を適切に管理してくれる「かかりつけ医」の存在は、健康寿命を延ばすための心強いパートナーとなります。
瀬谷アクロスデンタルクリニックでは、科学的根拠(エビデンス)に基づいた予防・治療プログラムで、皆さまが一生涯、ご自身の歯でおいしく食事ができ、自信を持って笑えるようサポートいたします。
「とりあえず今の口の中の状態をチェックしてほしい」「前の歯医者さんからの治療の続きをお願いしたい」といったご相談も大歓迎です。
新しい生活のスタートダッシュを、ぜひ「健康なお口」と一緒に切っていきましょう!
【参考文献・参考データ】
・Axelsson P, Nyström B, Lindhe J. (2004). “The long-term effect of a plaque control program on tooth mortality, caries and periodontal disease in adults: Results after 30 years of maintenance.” Journal of Clinical Periodontology, 31(9), 749-757.
・日本歯科医師会・厚生労働省ほか 「歯の健康と医療費の関係に関する調査(歯の残存本数と医科医療費の相関関係)」等の各種報告データに基づく。
瀬谷アクロスデンタルクリニック
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