根管治療におけるCTの有用性 – 見えない「道」を事前に知る大切さ|瀬谷駅近くの歯医者・歯科|瀬谷アクロスデンタルクリニック

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根管治療におけるCTの有用性 – 見えない「道」を事前に知る大切さ

根管治療におけるCTの有用性 – 見えない「道」を事前に知る大切さ|瀬谷駅近くの歯医者・歯科|瀬谷アクロスデンタルクリニック

2026年2月06日

根管治療におけるCTの有用性 – 見えない「道」を事前に知る大切さ

こんにちは。瀬谷アクロスデンタルクリニックです。

今回は、歯科治療の中でも特に精密さが求められ「根管治療(歯の神経の治療)」と、そこにおける「CT撮影」の重要性についてお話しします。

根管の形は複雑怪奇?レントゲンだけでは見えない「死角」

虫歯が進行して神経に達してしまった場合などに行う根管治療ですが、実は歯の根っこの形(根管)は、人それぞれ、歯それぞれで全く異なり、非常に多種多様で複雑な形をしています。

従来の保険診療の一般的なルールでは、2次元の「レントゲン写真」を撮影し、あとは歯科医師の手指の感覚や、電気根管長測定器(根っこの長さを測る機械)の数値だけを頼りに治療を進めることが一般的です。

しかし、2次元のレントゲンだけでは、奥行きや複雑に湾曲した根の形までは正確に把握できません。そこで当院が推奨しているのが、3次元的に歯の状態を確認できる「CT撮影」です。

根管治療を「初めて走る山道の運転」に例えると?

なぜCT撮影が有効なのか、皆様にイメージしていただきやすいよう「初めて走る山道の運転」に例えてご説明しましょう。

レントゲンのみ(2次元)での治療

これは、「平面の地図だけを頼りに、霧のかかった初めての山道を運転するようなもの」です。

地図上で見るとゴール(山頂)はすぐ近く、真っ直ぐな道に見えるかもしれません。しかし、実際の山道には、地図には描かれていない「奥行きのあるカーブ」や「急勾配」が隠されていることがあります。

実際には道が大きく迂回していて、地図で見た目測よりも実際の走行距離がずっと長いということも起こり得ます。つまり、走ってみるまで本当の道のりも分からないまま、手探りで運転することになるのです。

CT撮影(3次元)を用いた治療

一方で、CTデータがある状態は、「精巧な3Dナビゲーションを持っている」状態といえます。

「この先で道が裏側に大きく回り込んでいるから、距離はこれくらいある」「ここは急カーブだ」といった情報を、実際に走り出す(治療を始める)前に立体的に把握できています。

見えない道のりやカーブを事前に知ることで、予期せぬトラブルを避け、安全にゴール(治療完了)を目指すことができるのです。

このように、CT撮影によって事前に「見えない道」を可視化することは、根管治療の成果を上げ、歯を長く残すために非常に有効な手段といえます。

【当院のこだわり】保険診療でも「ラバーダム」を使用する理由

最後に、当院の根管治療におけるもう一つのこだわりについてお話しさせてください。
根管治療の成功率を下げる最大の要因は「細菌の侵入」です。
そのため当院では、より予後の良い治療を提供するために、保険診療であっても追加料金なしで「ラバーダム(ゴムのマスク)」を使用しています。

ラバーダムとは、治療する歯以外をゴムのシートで覆い、唾液や細菌が根の中に入るのを防ぐ器具です。 研究においても、ラバーダムを使用した場合の再発率は、使用しない場合に比べて低いことが明らかになっています。

ただし、患者様の安全や快適さを第一に考え、無理に使用することはありません。 例えば、以下のようなケースでは、あえてラバーダムを使用しないことを選択する場合があります。

・鼻炎などで鼻呼吸が難しく、ラバーダムをすると息苦しくなってしまう場合
・歯の崩壊や歯並びの影響で、器具の装着が物理的に難しい場合
・前歯などで、ラバーダムなしでも十分に唾液の侵入を防げると判断した場合

このように、医学的な理想を押し付けるのではなく、患者様ごとの呼吸状態やお口の環境に合わせて、最も安全で確実な防湿方法を選択しています。

「CTによる正確な診断」と、一人ひとりに合わせた「柔軟かつ確実な処置」
この2つを徹底することで、保険診療の根管治療であっても、できる限り再発リスクを抑えた質の高い治療を提供できるよう努めています。

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