歯周病と虫歯が「脳卒中」のリスクを倍増させる? 最新研究からわかる口腔ケアの重要性|瀬谷駅近くの歯医者・歯科|瀬谷アクロスデンタルクリニック

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歯周病と虫歯が「脳卒中」のリスクを倍増させる? 最新研究からわかる口腔ケアの重要性

歯周病と虫歯が「脳卒中」のリスクを倍増させる? 最新研究からわかる口腔ケアの重要性|瀬谷駅近くの歯医者・歯科|瀬谷アクロスデンタルクリニック

2026年6月01日

歯周病と虫歯が「脳卒中」のリスクを倍増させる? 最新研究からわかる口腔ケアの重要性

皆さんは、「お口の健康状態」が「脳の病気」に深く関わっていると聞いたら驚かれるでしょうか? 実は近年、歯周病や虫歯が全身の健康、特に脳や心臓の血管の病気に悪影響を及ぼすという研究結果が次々と報告されています。

最近、米国の権威ある神経学の学術誌(Neurology)で発表された最新の研究で、非常に興味深く、少しドキッとする事実が明らかになりました。今回は、その内容と私たちが今日からできる対策についてお話しします。

虫歯と歯周病の「ダブルパンチ」が脳梗塞リスクを約2倍に高める!

米国の大学研究チームが約20年間にわたって数千人を追跡調査したところ、お口の中が健康な人に比べて、以下のような結果が出ました。

1.歯周病と虫歯の両方がある人 = 脳卒中のリスクが 86%アップ(約2倍)

2.歯周病のみがある人 = 脳卒中のリスクが 44%アップ(約1.5倍)

なぜ、お口のトラブルが遠く離れた「脳」の血管に影響するのでしょうか?
その最大の原因は「細菌」と「炎症」です。歯周病菌や虫歯の原因菌が、腫れた歯ぐきなどの毛細血管から血液中に流れ込むと、全身の血管に炎症を引き起こします。これが血管の壁を硬く・厚くさせ(動脈硬化)、結果的に脳の血管が詰まる「脳梗塞」などのリスクを高めてしまうと考えられているのです。

リスクを下げる最大の鍵は「定期的な歯科健診」

では、この恐ろしいリスクをどうやって防げば良いのでしょうか? 同研究では、希望の持てる素晴らしいデータも発表されています。それは、「定期的に歯科医院に通っている人は、虫歯と歯周病の『両方』になる確率が81%も低かった」ということです。
脳卒中を防ぎ、全身の健康を守るためには、次の2つのケアの両立が欠かせません。


1.ご自宅での毎日のセルフケア
歯ブラシによるブラッシングだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシの習慣化が、全身の炎症を抑えるのに非常に効果的です。


2.歯科医院での「プロフェッショナルケア」
歯石やバイオフィルム(強力な細菌の膜)は、ご自宅の歯磨きだけでは完全に落としきれません。定期的に専用の器具でクリーニングを受けることが、原因菌を減らし、炎症を根本から抑えることに繋がります。

まとめ:歯を守ることは、命を守ること

「たかが虫歯」「痛くないから歯周病は放置しても大丈夫」と思うのは非常に危険です。お口の健康を守ることは、ご自身の脳や心臓、そして命そのものを守ることに直結しています。

「そういえば最近、歯医者に行っていないな」「歯磨きの時に血が出ることがある」という方は、脳梗塞や心疾患の予防も兼ねて、ぜひ一度当クリニックの歯科検診にいらしてください。 お口の中をスッキリ清潔にして、一生ものの健康を一緒に守っていきましょう!

【参考文献・出典】
論文名:Combined Influence of Dental Caries and Periodontal Disease on Ischemic Stroke Risk
著者:Souvik Sen, MD, MS, MPH, et al.
掲載誌:『Neurology® Open Access』(米国神経学会公式学術誌)
発表日:2025年10月22日

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