歯科レントゲンの「ベネフィットとリスク」 〜当クリニックが撮影の必要性を「都度判断」する理由〜|瀬谷駅近くの歯医者・歯科|瀬谷アクロスデンタルクリニック

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歯科レントゲンの「ベネフィットとリスク」 〜当クリニックが撮影の必要性を「都度判断」する理由〜

歯科レントゲンの「ベネフィットとリスク」 〜当クリニックが撮影の必要性を「都度判断」する理由〜|瀬谷駅近くの歯医者・歯科|瀬谷アクロスデンタルクリニック

2026年7月15日

歯科医院を受診された際、「今日はレントゲンを撮って確認しましょう」と言われる日もあれば、「今日はレントゲンは撮らずに、お口の中を直接診て治療しますね」と言われる日もあるかと思います。

「痛いところがあるのに、レントゲンを撮らなくて大丈夫なの?」
「毎回撮って確認してくれた方が安心なのに…」
と疑問に感じたことはありませんか?

一見、毎回レントゲン撮影をした方がより確実な診療ができるように思えるかもしれません。しかし、当クリニックではすべての患者様に「とりあえず」のレントゲン撮影を行うことはしていません。そこには、エビデンス(医学的根拠)に基づいた、患者様の体を守るための明確な理由があります。

最新機器の「安全性」と、医療者としての「ALARA(アラーラ)の原則」

当クリニックでは、お口全体を立体的に把握できる「歯科用CT」をはじめ、被ばく線量が非常に少ない最新鋭のデジタル機器を導入しています。医科用の胸部CTや従来のフィルム式レントゲンと比較すると、歯科用機器の被ばく線量はごくわずかであり、検査自体の安全性は極めて高いと言えます。

しかし、どんなに低線量であっても、医療における放射線被ばくは「ゼロ」ではありません。そこで私たちが厳格に遵守しているのが、国際的な大原則である「ALARA(As Low As Reasonably Achievable)の原則」です。

これは、「放射線の被ばく量は、合理的に達成できる限り低く抑えるべきである」という考え方です。当クリニックでは、常に「検査によって得られる情報(ベネフィット)」が、わずかであっても「被ばくによる負担(リスク)」を上回る場合にのみ、撮影を行うべきだと考えています。

「撮らない」という選択も、専門的な診断の結果です

たとえば、「以前に詰めたものが外れてしまった」というケース。 お口の中を直接確認(視診)し、むし歯の広がり具合や歯の硬さ、痛みの有無などを総合的に評価します。その結果、むし歯がそれほど深くなく、すぐに修復が可能だと判断できる場合は、あえてレントゲンやCTを撮影しないことがあります。

特に小さなお子様の場合、機械の前にじっと立っていることや、お口の中にフィルムを入れること自体が、大きな恐怖や負担になることがあります。お子様の心理的な負担や、お口を開けていられる時間なども考慮し、まずは迅速に処置を行うことが最善と判断するケースも少なくありません。

見えないリスクに対する「経過観察」の重要性

一方で、歯の病気は「目に見えない部分」で静かに進行していることもあります。 過去の治療の奥深くで時間をかけて感染が進み、表面の詰め物が外れた段階では目で見てわからなくても、後になってから歯の根っこの病気(根尖病巣)として症状が現れることもゼロではありません。

そのため、当クリニックでは「今回はレントゲンを撮らない」と判断した場合でも、処置後の経過をしっかりと追い、症状に変化があった際や、お子様の顎の成長を確認する予防矯正の適切なタイミングなど、必要な場面で的確に精密検査(CT・レントゲン撮影)を追加していく体制を整えています。

瀬谷アクロスデンタルクリニックからのお約束

当クリニックでは、ルーティン(形式的)に全員に同じ検査をするのではなく、目の前の患者様一人ひとりの状態、過去の治療歴、そして全身への負担を天秤にかけ、その都度「本当に今、撮影が必要か」を真摯に見極めています。

安全性の高い最新機器の導入と、エビデンスに基づく厳格な診断基準。この2つを両立させることが、皆様の健康を守る最良の歯科医療だと確信しています。

治療方針や検査の必要性について、ご本人や付き添いのご家族が疑問や不安を感じたときは、どんな小さなことでも構いません。どうぞお気軽にスタッフや歯科医師にご質問ください。当クリニックは、患者様が納得し、安心して治療を受けられるコミュニケーションを大切にしています。

瀬谷アクロスデンタルクリニック
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